「
神が実際に御覧になるのは、あなたの外見やあなたの所有する富ではなく、あなたの心と良い意思である。」(
ハディース)
七層の天のごとくに、七百もの無知のヴェイルに覆われ、
視界からも遮られているものを。
そのような得体の知れないものを、「心」とは呼べない。
(「
マスナウィー=メスネヴィー」
マウラーナ著 -「
神秘と詩の思想家メヴラーナ」より-)
心は罠のようなもので、しっかりかけておかないと獲物は取れぬ。心が として楽しまないのは、罠の網が破れているようなものだ。だから、誰かを
愛するにも度を越さぬように・・・。憎む場合にも・・・。・・・網が破れてしまう。
・・・但し・・・神に対する場合(愛)は、・・・激しければ激しいほどいい。
(「
フィーヒ・マー・フィーヒ」 マウラーナ著 -「
ルーミー語録」より-)