「中東にて」 菊池絵美 in the Middle East  by  Emi Kikuchi

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2015年 02月 08日

「イスラム国」およびダーイシュの一連の出来事に関して

ヨルダンは大丈夫ですか? と複数の知人からメールが届いた。

相変わらずテスト期間の為ネットを見ない上、大学院の生徒達及び居住地域の住民はほぼパレスティナ系ヨルダン人、シリア人、イラク人の為、日常生活で特に変化はない。メール確認をする様日本大使館から電話連絡があった位だ。 

その為ネットを開いたら、一連の出来事について質問が届いていたので、ざっと流れを追って簡単に述べると、日本は「十字軍」として敵視されている欧米諸国とは一線を画されていたにも拘らず、今回の非戦略的な中東訪問によってターゲットにされてしまい、国家・国民を、自ら危険に晒してしまった。難民への人道支援のみが目的であれば、他にやり方があった。人質事件においても、空爆参加国に人質対策本部を置いた。トルコであれば、本来人質事件に無関係の事項を突きつけられることもなかった。
しかし、その結果、少なくとも日本国民は今まで無関心であっただろうヨルダンに興味と関心を持ち、今回の一連の出来事・空爆に、運命共同体の様な感情を持たれている様で、日本ーヨルダンの、今までほぼ見られなかった非政治的繋がりは、日本側からは強くなったと見受けられる。(ヨルダン国民は様々な問題に直面し日本に関心を持つ余裕はない)

フランス政府関連の仕事をする、政治学の博士号を持つ友人のフランス人に言われた言葉で締めくくろう。
「日本国民は本当にすごい。死刑囚を釈放しなかったヨルダン政府を批判しなかった」

これは、賞賛か、皮肉か・・・

https://www.facebook.com/pages/Emi-Kikuchi/666169066742699?ref=hl
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by Emi_Kikuchi_jp | 2015-02-08 08:02 | daily life  中東の日常