「中東にて」 菊池絵美 in the Middle East  by  Emi Kikuchi

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カテゴリ:  12Imam sect12イマーム派( 1 )


2005年 06月 14日

12 Imam sect 12イマーム派

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「真のシーア派=イマーム・アリーの党 は、彼を受け入れ愛すのではなく、彼の生き方に従い彼の思想・精神を実践する人々のことである。アクセプトと愛だけでは真のシーア派ではない。そして、12イマームの思想・精神を実践しなければ、真に12イマーム派ではない。つまり、真のイスラーム教徒が極少数の様に、真のシーア派ムスリム、そして真の12イマーム派ムスリムも極めて少数ということである。」  (12イマーム派系スーフィー教団の代表の言葉)



シーア派12イマーム派の特徴;
1.昼とアスルの礼拝とマグレブと夜の礼拝を一緒に祈る(他派は旅行中のみこう祈る。戦争の際の礼拝を継続させたものと見られるが、5回祈る人々も時々見られる。)
2.一時婚制度がある(契約書なしの口約束のみでも成立するため、-(P509)-のようなことがまかり通ってしまう。一時婚という名の下に、数分の性交渉も成り立ち、回数の制限もないという大変反イスラーム的制度である。「何故一時婚があるのにシーア派12イマーム派にならないの」と恥ずかしいことにスンナ派ムスリムに聞いたことがあった。「何故ハラームと知りながらハラームの宗派の信徒となれるか」との回答であった。世界的に有名な12イマーム派のマルジャアがこう述べた。「夫婦間の性問題を解消するための制度です」。女性は人間とみなされないようだ。夫を持つ女性には認められていない制度だからである。しかし仮に女性にも一時婚を認めたらもはや夫婦の意味がなく、一時婚するなら離婚してからすべきであり、しかし離婚した身であればまた結婚すればいいのだから、一時婚制度自体がやはりおかしいのである。男の浮気を宗教が認めえるか。また、数ヶ月ごとに相手を変えている50代の女性と売春婦と何の違いがあるか。一時婚も契約金がなければ成立しないためである。離婚後経済的に苦しむ女性に、12イマーム派一番の権威のマルジャアのワキール=代理人が一時婚を持ちかけた話など話題は尽きないが、離婚して身寄りのない女性たちへの責任は、経済的援助であれば性関係付き援助ではなく同胞としての援助であるべき、また、性的欲望を満たさせる目的であれば結婚を援助すべきで、彼らが言う離婚した女性たちへの救済でもある、という論理は非イスラーム的である。「預言者ムハンマドが、一時婚を禁じました。」シーア派ザイド派シェイフの言葉。12イマーム派は、預言者の認めたものを第2代カリフオマルが禁じたと主張するが、他派が否定するのは言うまでもない。この制度は勿論、シーア派含むイスラーム全派が12イマーム派を批判・否定する一部であり、また、一時婚制度を認めても好まない12イマーム派の信徒が「12イマーム派のイメージを悪くするな」と反発していることでもある。「わたしは一時婚をする人々を忌み嫌う」 ある有名な12イマーム派のマルジャアの家系出身の宗教学者の言葉)
3.スンナ派で非常に尊敬され愛されているある人物が預言者ムハンマドの一人を間接的に殺した、と信じている。(シーア派ザイド派始め全スンナ派否定。「有りえない。アウーズ・ビッラーヒ・ミナッシェイターン・ラジーム。」)
4.トルバ(P173。しかし、スンナ派系統のスーフィーのシェイフを持つこの派に属する人々は、トルバを使わないことが多い)




(このような点などを踏まえ、自身が確信したのは、真にアハルルバイト・”12イマーム”を愛しそして彼らに愛されているのはスンナ派シーア派両派のイスラーム神秘主義の人々だということである。 )
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by Emi_Kikuchi_jp | 2005-06-14 10:40 |   12Imam sect12イマーム派